タリーズ鎌倉八幡宮前店さんで2018年4月14日(土)、会員限定交流会「カマゾウコーヒーミーティング」が開かれました。初めてカマゾウを飛び出して開いたイベント、そのリポートをお届けします。

 

 

 

夕方、若宮大路を八幡さまに向かって左側の歩道を進んで行き、鶴岡八幡宮まであと数十メートルのところに見慣れない水色の立て看板が現れました。

 

描いてくれたのは、会員で「黒板マーケティング研究所」の藍田留美子さん。ウラ駅の御成通り入り口にある不動産会社「COCO-HOUSE」さんの窓ガラスを埋めるすてきなイラストや文字でもおなじみですね。

 

 

さて、ここが今晩「カマゾウコーヒーミーティング」が開かれるタリーズ鎌倉八幡宮前店さん。ちょっと長い店名ですが、歴女などからは「時房タリーズ」と呼ばれているとか。とはいえ有名チェーンが、プライベートともいえるパーティーに貸してくれるなんてびっくりですよね。心から感謝です。

 

※写真提供:小田靖子さん

 

入り口で受け取ったのが、この日のために用意されたシリアルナンバー入りのコースターや手作りのしおりです。シールに自分の名前を書いて胸に貼り、カウンターでドリンクを注文、奥のテーブルでホットドックとドーナツを選び席に着きます。

 

この日、用意された席は70。オープニングの時間が迫ると会員たちで埋まっていきました。

 

18時過ぎ、鈴木章夫室長がマイクを持ち、「まずは周りを見渡して」と声を掛けます。知っている顔がたくさんいる人、ちらほらいる人、まったくいない人・・・「それぞれ一人でも多くの人の顔を覚えましょう。年齢や性別、社会的地位なんてここでは関係なく、カマゾウ会員という同じ立場ですから」と挨拶しました。

 

プログラムの1つめは、第69回鎌倉花火大会の実行委員会による公式映像

 

中盤あたりに水色のTシャツ姿のカマゾウ会員たちが登場すると笑い声が起きます。映像制作会社が取材の過程で「水色のTシャツを着た人たちがゴミを集めていた」という情報をあちこちで聞き「調べたらカマゾウに行き着きました」と昨年末にカマゾウにもやって来たので写真を提供していたのです。エンドロールにも協力「かまくら駅前蔵書室」の文字が流れました。

 

続いてドキュメント映画「ケンジとケイスケと - ブルックリン ニューヨーク - 」の上映です。

 

会員で写真・映像作家の松井みさきさんが、海外で生まれ育った二人の日本人ギタリストをニューヨークで撮影した作品。クールなのにどこか温かみのある映像に引き込まれていきます。さりげなく映り込んでいるニューヨークの四季、国境を越えた人の縁が心地よい音楽とともに描き出されていました。

 

松井さんは現在、やはり会員で荻江節の三味線演奏家・荻江寿槇さんを追うドキュメントも撮影中。カマゾウでのシーンも登場する予定だそう。

 

映像が2本続いたところで歓談タイムへ。

 

そしてショートニングトークが始まりました。

 

いきなりの指名にあわてるまゆこさん。王子がわっか星を目指して冒険する絵本「ロケット王子」を6冊描いている作家さんでイラストレーターです。もちろんカマゾウにも置いてあります。

 

NPO「アートでつながる鎌倉」の活動を小坂純さんがPR。手にしていたキャラクターのラート君は、会員の佐藤一太郎さんが3Dプリンターで作ったもの。こちらのホームページも会員の二藤部知哉さんの制作です。

 

次は4月1日、遂にSuicaやPASMOが使えるようになった湘南モノレールの尾渡英生社長とカマゾウで月一回古典などの講座を開いている大沢寛先生とのクロストーク。初対面だったにもかかわらず、すでに尾渡さんが大沢さんのTwitterでのつぶやきを読んでいたというサプライズの会話から始まり爆笑がわき起こりました。

 

畑違いの仕事から湘南モノレールの社長になった経緯、これまでに行った改革など聞いていきます。その大沢さんとの掛け合いが絶妙。カマゾウを初めて訪れた際、「なんだか怪しいと思いつつ階段を上がった」のくだりではまたまた大爆笑でした。

 

会員からの質問や要望にも一つ一つ丁寧に答える尾渡さんに、大沢さんも「ボク、用がなくても月に1回は乗りに行きます!」と宣言しました。