みんなで綴る30+1の物語

2月13日(土)みんなの鎌倉写真帖 <第1巻 丸ポスト>ワークショップを開催しました。

 ※告知文はこちら

 

天候が心配でしたが、なんと晴れて絶好の丸ポストハント日和(笑)に。

欠席者が出ましたが8人の参加者が10時に「かまくら駅前蔵書室」に集まりました。

ガイダンスの後みんなで30本の担当を分担。一人3~4本を撮影取材、そして手紙の投函に出掛けます。

 

 

1本見つけるたびに、周辺を観察し撮影。さらに誰かに宛てた手紙を書きます。

実際の宛先は蔵書室ですが、誰が誰に宛てて書いてもOK。例えば、丸ポスト近くにいた猫が800年の時をさかのぼって源頼朝さんに宛てるなど設定は自由です。ただし、そのポスト、周囲の様子、今の気持ちなどを織り込むときっと楽しくなりますと伝えました。

 

 

1本の撮影・投函と同時に、丸ポストの写真・手紙を撮った写真を本部にメール送信して完了です。

 

解散から15分で、早くも1本目のメール着信!

 

名越踏切近くの塀にめり込んだ丸ポストの写真でした(笑)

 

その後、次々と送られてくる写真は色鮮やかで楽しいものばかり。ファイルを開くのもわくわくします。そして、手紙。それを書く行為自体もみなさん久しぶりだったようですが、しっかり書き込まれていて驚きました。

 

 

 

さて、3時半を回る頃から、みなさんが戻ってきてにぎやかになりました。

 

まずは一人一人、プロジェクターに映し出されるポストの写真と手紙の写真を見ながら報告です。ビジュアルと話と質疑応答で、丸ポストの情景がより鮮明に伝わってきます。また、手紙は「ポストの気持ち」になって書かれたものが多かったことも印象に残りました。

 

 

今度はプリントした写真をテーブルに並べ、編集会議です。

 

 

全部を俯瞰したことで、カテゴリー分けできることが分かりました。例えば、江ノ電やバス、人力車が映り込んでいるもの。塀にめり込んだり、斜めに立っていたりの面白いもの。といった具合です。

 

そのカテゴリーを5つに分け、タイトルをつけます。

 

ここで、さきほどの「ポストの気持ち」が浮上。それぞれにポスト目線の一言がつきました。

 

 

カテゴリーや写真の順序なども決めておさらいし、編集会議は19時過ぎにお開きとなりました。

 

参加いただいたみなさんお疲れさまでした。そしてありがとうございました。本当に楽しかったです。

フォトブックになるのが今から楽しみ。完成したらお知らせしますので、ぜひ蔵書室に足を運んでくださいね。

 

最後に。会員の佐久間さんには企画の段階から伴走いただき、33本のポストの事前確認、資料作成、当日の進行、データ受信やプリントなど実務まで担当していただきました。心よりお礼申し上げます。また、会員の方と一緒に作り上げていくイベントこそが、みんなの図書館「かまくら駅前蔵書室」だと改めて実感しました。

 

これからも、面白いアイデアがありましたらお知らせください。

一緒にカタチにしませんか?

 

187+1の物語はここから始まります。

 

※187は今日現在の会員数。+1は室長です(笑)