「大佛次郎さんの本、ありませんか?」
昨日、横浜市在住の方から会員登録こられた方の一言。
「鞍馬天狗」「パリ燃ゆ」「天皇の世紀」などで知られる、横浜生まれで長く鎌倉に暮らした作家です。大佛というペンネームも、長谷の大仏の裏に住んでいたことに由来するといわれていたり、現在もかつての邸宅が週末だけ「大佛茶廊」としてオープンしていたり。また、なにより開発から御谷を守る日本初のナショナルトラスト運動に関わるなど、鎌倉を愛した人です。
そういえば、蔵書室の棚には今のところ1冊もありません!
これから会員になろうと思われている方、「贈書」は大佛次郎さん関連本が狙い目です。
でも、個人的には書店で見かけた記憶がないので・・・。お待ちしています。
写真は、今朝の神奈川新聞です。毎週土曜日に掲載されている50年前の大佛次郎さんの随筆「ちいさい隅」です。今日はご自身が名付けた「鎌倉びと」について。明治末から戦後までの鎌倉の町や人の様子が読み取れます。
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